原産地は西インド諸島。フトモモ科のピメント(pimento、学名Pimenta dioica Merrill)の果実または葉で、香辛料として用いられる。オールスパイスと言う名の由来は、シナモン・クローブ・ナツメグの3つの香りを併せ持つといわれることから。高さ12mになる芳香性の常緑樹。オールスパイスを香辛料として紹介したのは、ポルトガルの貿易商人。今では北欧の日常的な料理に使用されている。果実や葉、つぼみを乾燥した後、ピクルスやソース、ソーセージなどに用いられる。甘いものにも辛いものによく合い、広範囲にわたり使用しやすいスパイス(香辛料)。アロマオイルの抽出も可能で、トリートメントなどでも使用される。これについては専門家の意見などをよく聞き、十分に気をつけて、少な目の使用を勧める。食用としては消化器を刺激し、鼓腸や胃弱を和らげる。また、クローブとの相性もよく、消毒作用や鎮静作用に優れている。