アカネ科カギカズラ属の植物。蔓性植物で南米ペルーの標高400~800mのアマゾン奥地の中央山岳部、森林地帯に自生する。学名はウンカリア・トメントーサ。葉の付け眼に猫の爪のような太く鋭いトゲが生えている。灌木であり、日本には近縁種のカギカズラがある。アマゾンの奥地でしか生息しないので「幻の薬用樹木」と呼ばれた。原住民は関節炎やリウマチの治療に薬草として使用した。WHO主催の国際会議で、副作用のない抗炎症剤として注目を集め、研究されている。根や樹皮から抽出した五環系オキシインドールアルカロイドは免疫増強や食菌(有害な最近の排除)の働きを促す。体内では免疫機能を刺激しマクロファージの貪食作用を促すためにウイルスの排除や、ガン細胞への働きかけに期待されている。抗炎症作用のあるキノビック酸、抗菌効果のあるジヒドロキシ安息香酸、抗潰瘍作用を持つカテキンも成分として含み多種のアルカロイドと反応し、慢性的な炎症や鎮痛に対して効果があるとされる。