概要

別名ノウゼンハレン。ノウゼンハレン科の一年草で南米(メキシコ、ペルー、コロンビアなど)の山地の冷涼地原産。アンデス山脈などの熱帯高地原産であるために25度を越える暑さに弱く、寒さにも強くはないが、春・秋にはよく育ち、花数も多い。美しい花を咲かせ、観賞するためや茎葉や花をハーブとして食用にするために栽培される。茎は無毛、葉柄が絡まる性質があり、葉は盾状円形である。花は左右相称、花弁・萼が5枚あり、後ろに細長い漏斗状の距があり蜜がたまる。花色はオレンジ、黄、赤、ピンク色など。花や若葉はサラダなどに入れて食用にでき、茎葉は香気と辛味がある。新芽は香辛料としても使い、未熟の種子を塩漬けにしてケッパーの代りに使うこともある。自然の抗生物質を持ち、腸内細菌叢に損傷を与えない抗生物質である。葉の浸出液は気管支炎や生殖器の感染症にも効く。また赤血球の形成を促進し、種子は瀉下作用がある。ナスタチウムとも呼ばれる。しかしこの名は正式にはオランダガラシ属を指す学名で、似た味をもつためにつけられた通称。

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